Staff Voice
スタッフボイス|イデアプラス
テレビ番組のロケ・収録に参加した通訳者の「現場の声」を掲載しています。
2026/03/19
ラグビー日本代表チーム監督へのリモートインタビュー通訳(英語通訳)

テレビの現場で求められる通訳は、一般的なビジネス通訳とは少し違うと感じています。
まず必要なのは、突発的な状況にも臨機応変に対応できる柔軟さです。
現場では予定通りに進まないことも多く、一見難しく思えることでも、まずはどうすれば実現できるかを考える姿勢が大切だと思います。
私が経験したのは、長時間立ったままのロケ、スポーツイベントで競技中の話者に走って付いていきながらピンマイクに向かっての通訳、高速道路の高架の上・荒れている海での船上・真夏の焼鳥工場での撮影など、枚挙にいとまがありません。
正確に訳す力だけでなく、その場で最後まで役割を果たせることも、テレビ通訳には必要だと感じます。
印象に残っているのは、ラグビー日本代表チーム監督への遠隔インタビューです。挨拶を交わす間もなく本題に入り、私はビデオをオフにして通訳していたのですが、インタビューの最後に、わざわざ「今日の通訳は素晴らしかったです。ありがとうございました」と声をかけてくださいました。厳しい方だという印象を持っていたこともあり、その一言は本当にうれしく、今でも心に残っています。