VIDEO TRANSLATION GUIDE A01
映像翻訳の納品原稿・仕上がり見本
映像翻訳は、番組編集で使いやすいようにタイムコードと日本語訳を整理して納品します。
英語原文は通常つけず、ご指定がある場合のみ併記しています。
まず、標準的な納品原稿はこのような形です
ご依頼内容によって多少変わりますが、基本は「TC(タイムコード)/名前/翻訳」の形です。編集時に映像の該当箇所へ戻りやすく、誰の発言かを確認しながら日本語訳を読めるように整理します。
タイトル
| TC | 名前 | 翻訳 |
|---|---|---|
| 00:00:04 | 男性 | このプロジェクトは3年前に始めました |
| 00:09 | 当初、うまくいくと思っていた人は ほとんどいませんでした |
|
| 00:16 | でも、ここにいる皆さんがずっと支えてくれたんです | |
| 00:22 | (聞き取り不明)が5月に最初の店舗をオープンしました (※固有名詞部分がよく聞こえません) |
※実際の納品形式をもとにした説明用サンプルです。案件・番組・ご指定により原稿形式は調整します。
標準は「日本語訳をすぐ使える原稿」です。
英語案件でも、ご依頼の9割以上では英語原文を併記していません。原文が必要な場合は、別途ご指定いただいたときに対応します。
英語原文は、通常はつけません
英語映像だからといって、納品原稿に必ず英語を書き起こすわけではありません。イデアプラスでは、英語案件の9割以上が日本語訳中心の原稿です。
番組制作では、まず「この人が何を話しているのか」を日本語で把握し、編集で使う箇所を判断するケースが多いためです。
STANDARD
通常の納品
TC、必要に応じた話者名、日本語訳を中心にまとめます。
でも、ここにいる皆さんがずっと支えてくれたんです
OPTION
英語原文の併記をご希望の場合
別途ご指定がある場合は、英語原文と日本語訳を併記する形にも対応します。
But the people here kept supporting us.
でも、ここにいる皆さんがずっと支えてくれたんです
タイムコードは、通常4桁。冒頭とhourが変わるところだけ6桁です
納品原稿では、すべてのタイムコードを6桁で並べるのではなく、通常は「何分何秒」の4桁で記載します。
ただし、素材の冒頭と、1時間を超えてhourが切り替わる箇所では、位置を分かりやすくするため6桁で記載します。
「名前」欄は、誰が話しているかを分かりやすくするために使います
インタビュー、会見、複数人の会話などでは、必要に応じて話者名や役割を入れます。一方で、話者が一人だけの場合や、名前を入れなくても明確な素材では空欄になることもあります。
一人のインタビュー
映像上、誰が話しているか明確であれば、名前欄を毎行繰り返さずに整理できます。
複数人の会話・会見
話者が切り替わる場合は、誰の発言か分かるように名前や役割を入れます。
聞き取れない箇所は、無理に推測して埋めません
音が不鮮明、周囲の雑音が大きい、固有名詞だけ聞き取りにくいなど、映像素材にはどうしても判別できない箇所が出ることがあります。
その場合は、もっともらしい言葉を推測して入れるのではなく、聞き取り不明であることを原稿上で分かるようにします。
例:固有名詞部分だけ聞き取れない場合
(聞き取り不明)が5月に最初の店舗をオープンしました
(※固有名詞部分がよく聞こえません)
原稿は「翻訳するため」ではなく、「番組で使うため」に整えます
映像翻訳の納品原稿は、翻訳者が内容を訳して終わりではありません。ディレクターや編集スタッフが原稿を見ながら映像へ戻り、使う箇所を判断できることが重要です。